SHARPのドラム式洗濯乾燥機を使い始めて1年以上経ったので再度レビュー
以前の記事はこちら
今回は1年半程度経過した時点での現状や感想、起こったトラブル等を。
使ってる機種
感想
以前も書きましたが洗濯が劇的に快適になりました。洗濯から感想まで一度にできるのは本当に楽ですね。
特に花粉症な自分にとってはこの季節外に干さなくても良いメリットが圧倒的に強いです。最高。
後は子供が生まれたことで量的にほぼ毎日洗濯をしないと間に合わなくなってきたのですが、入れて3, 4時間放置するだけで良いので大変気が楽です。今の所薄手でシワが付きやすいおしゃれ着以外は全て乾燥までしていますが、極端に縮んでしまったといった現象も発生しておらず、比較的低温な乾燥機能の偉大さを感じています。
縦型を使っていた時と比較して電気代は増えましたが水道代が同程度に減ったので合わせると縦型を使っていた時と変わらない、ないし若干だけど増える程度の支出となっています。
洗濯槽のクリーニングは泡がもこもこになるのが見ていて気持ちいいので3, 4ヶ月に1度やるのを楽しみにしています。
いくらかトラブルはありましたが、今の所些細な問題ばかりなので助かります。
起きたトラブルと解消、および予防策
糸くずフィルター詰まり
糸くずフィルターはしばらく手入れして無くても文句言われないので、我が家では割と放置して運用しがちなのですが、完全に詰まって排水エラーを起こしてしまうと後処理が少しだけ面倒なことになりました。また、下調べ無く操作すると大変な事になるので書いておきます。*1
作業内容はこちら
洗濯を始めてからこのエラーが起きると大変で、
糸くずフィルターをはずす際、本体の内部に残っている洗濯水があふれ出てくることがあります。
が、割とすごい量になります。
油断して適当に開栓するとすごい勢いで噴出してきて大変なことになります(なりました)
洗面器やバケツなどを用意した上で慎重に行ってください。
そもそも定期的に糸くずフィルターのお掃除をしましょう。*2
乾燥フィルター詰まり
U04エラーがこれに該当します。
最初、通気孔にホコリが詰まって起きているのかと思って焦りましたが、そうではなかったので覚え書き。 *3
説明書通りに柔らかい素材を使って乾燥フィルターを毎日掃除していると遅かれ早かれ発生します。
フィルターの穴に細かいホコリが詰まっていることが原因で、水を付けて指の腹とかで軽くゴシゴシすると取れます。我が家の場合最悪フィルターを買い換えればいいや*4って事で使い古しの歯ブラシで洗っています。
毎回の掃除はティッシュなどで軽く拭く程度に済ませて、U04が出始めたらちゃんと取り除く、という運用。
今の所これが2度発生していますが、洗った後はちゃんと動いているので特に問題ないかなー、と思います。
数年使い続けると通気孔にホコリが溜まってこのエラーが出るようになるらしいので、その時はSHARPに依頼するか、はたまた買い換えるか。その時のお財布事情と相談ですね。
乾燥容量オーバー
使った後のタオルをそのまま洗濯機に放り込んで選択しようとすると乾燥容量オーバーが割と頻発します。乾燥したものをベースに重量でしきい値を設けているからですね。仕方ないのですが、結構困ります。
実際他の洗濯物が多くてオーバーしている場合はまぁ仕方ないので次回に回すのですが、そうでない場合が我が家の場合は多いです。
含んだ水分によって重くなっているので、その分を差し引く方法があればよいのですが、タオルの重さに合わせた重りなどを用意するのが面倒なので、我が家では雑に「濡れたタオルを一旦外に出してから開始して、少し時間が経過したら一時停止してタオルを投入する」という対応を取っています。
今の所この対応をしていて問題は起きていないように見えるのでとりあえず長期的な経過観察です。
生乾き問題
ドラム式導入当初は外に干してから選択していたので起きていなかったのですが、干すのがめんどくさくなり、濡れたタオルをそのまま投入するようになってから頻発するようになりました。
その違いは何か?というと、水分を含むか含まないか、であるのは火を見るより明らかだと思います。
では何故水分を含んでいると生乾きが発生しやすくなるのか、というと、水を含んでいるから乾燥乾燥時間が足りない、とかではもちろん無く*5重量の差異が考えられます。
自分が洗濯機で乾燥機能を実装するとして、ざっくりと「洗濯開始時の重さになったら乾燥完了とする」のが簡単そうです。
この洗濯機の場合、乾燥時間を長くしたり短くしたりを自動的に行う機能が入っているので、これに近しい判定条件を持っている可能性が高そうです。*6
この場合、濡れたタオルを投入して洗濯開始をしてしまうと
洗濯開始時の重さ = 乾燥した洗濯物の重さ + 含まれる水分
となってしまうので、最初に含まれているのと同程度の水分量が残った状態で乾燥完了となってしまいます。つまり生乾きですね。
これでは困るので、回避策として上述の乾燥容量オーバーを回避する時と同じことをすることに。
理論は単純で、
洗濯開始時の重さ = 乾燥した洗濯物の重さ - タオルの重さ
となり、仮説通りであれば、投入した洗濯物全量が乾燥しきったとしても洗濯開始時の重さに達しないため、完全に乾燥させることができます。
この場合の欠点としては、いつまで経っても乾燥しきらない認識となるため、乾燥時間が無駄に長くなってしまうリスクがある点です。生乾きの面倒さに比べたら些細な事なので自分は気にしていませんが。
この方式を取るようにしてからは生乾きが発生していないように思います。仮説が完全に正しいとは思っていませんが、当たらずとも遠からずっぽい雰囲気なので、当面はこの運用をしていけば良いかなーと言う感じですね。
まとめ
たまにトラブルはあれど、今の所買ってよかったな、と強く思います。なかったら子育てと仕事の両立で忙殺されていました。